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ゲーム業界就活レポからゲーム会社に就職したブログ

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ICO評価・感想~トリコの前身となるPS2(PS3)の名作ゲームを考察~ゼルダ好きはぜひ遊んでみてください!

ゲーム感想

ICO

語り継がれる名作のひとつ「ICO」。

このシリーズの最新作、「人食いの大鷲トリコ」が発売されるので今更ながらやってみました。

思いのほか熱中。一気にクリアしてしまいました。

 

 

 

概要

ジャンル:アクションアドベンチャー

機種:PS2PS3(現在PS2版は生産終了となっているのでリマスター版のPS3がおすすめです)

クリア時間:10時間以下(慣れていれば5時間くらいでクリアできます)やりこみ要素もほとんどない

 

城に閉じ込められた少年ICO(イコ)を操作して同じく城から出られない少女(ヨルダ)を連れて脱出を試みるストーリー。

ゼルダの伝説ダンジョン部分だけ取り出し、謎解きアクションアドベンチャーという部分以外の煩わしい部分は全て排除したようなゲームです。

そしてゲームアクションの根幹には「身体能力の高いICO」が「閉ざされた道を開けるヨルダ」を守りながら進んでいくというものがあります。

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左の角の生えた 少年が「ICO

右の白基調の少女が「ヨルダ」

 

 

謎解きアクションアドベンチャーだけのシンプルさ

とにかく城の仕掛けを謎解きで進んでいきます。

 

ゲームの主な流れとして、

敵が現れるとヨルダは連れ去られてしまうため基本はICOと手をつないで行動

ヨルダは崖をよじ登ったりすることができないため、険しい道はヨルダを置いてICOだけで進む。

その先にあるスイッチなど押すことでヨルダでも通れるような道を作る

ヨルダと合流する

 

この繰り返しになります。

 

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そしてこれらが基本的に謎解きアクションアドベンチャーで行われます。

主人公のステータスや装備品などは特になし(武器の持ち替え程度はありますが)ストーリー的なセリフやバトルらしいバトルもほとんどありません。

 

その分謎解きアクションアドベンチャーに注力されます。

橋を爆弾で壊して道を切り開く、崖を登れないヨルダをゴンドラで引き上げる、ロープを切って橋をおろす。この辺りは文章で表現しても伝わらないところがあるのでぜひやってみてくださいと。ゼルダの伝説のようなゲームが好きな方ならはまれる作品だと思います。

 

 

雰囲気、世界観

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この作品の特徴的な部分であり、魅力的な部分です。

 

海に囲まれた孤高の城が舞台。

そして謎めいたかわいい女の子がヒロイン。主人公は手をつないで救い出そうとする。それを阻もうとする謎の影の敵たち。小説化もされるほど素晴らしい雰囲気を作り出しています。

 

そしてこの雰囲気を作り出している要素の一つに「BGMなしの環境音」というものがあります。この作品にはほとんどBGMがありません。その代わりに風の音、波の音、草の音などの環境音が非常に孤独感を醸し出し、この作品ならではの雰囲気を生み出しています。

 

さらにこの作品独特の雰囲気を演出している要素が「限定された状況説明」という点。

ストーリーはあるものの、あえて説明がない部分が多いです。

 

主人公は生け贄として城に閉じ込められるのですが、そもそも主人公の出身地はどういった場所なのか、角が生えるという現象は何なのか。

また少女に関してもなぜ城に閉じ込められているのか(ある程度説明されますが)、少女を連れ去ろうとする謎の敵はなんなのか、そもそもこの城はなんなのか。

 

説明がない分その謎に魅了されますし、ゲームをクリアしてその真相に迫りたい。そんなモチベーションが常にプレイヤーにはあると思います。

 

 

ストーリー

その肝心なストーリー。

説明がない分、人によってはもやっとするかもしれません。

そこはプレイヤーの想像にお任せするというタイプの作品が好きな方なら問題ないでしょう。

 

ストーリーというよりも盛り上げ方の構成が良いなと思っています。

こちら詳しく話すとネタバレになってしまうかもしれないので簡単に説明しますが、

(ネタバレ嫌いな方は避けてください)

 

 

 

 

 

詳しい説明もないまま城にぶち込まれ謎の少女に出会う。

順調に進め城を出られそうになるも失敗(物語の終盤に関わりそうなフラグが立つ)

再び城を探索(ここが長くて遊び的な部分として一番盛り上がる)

もう一度城を出るチャンスが訪れる

ゲームの根幹が崩れるような盛り上がりを見せる

フィナーレ

語られることの少ないエンディング

 

 

となっており、非常に上手に物語を盛り上げています。

 

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ボリューム

この作品の批判点とも言えます。

10時間ほどです。

しかも迷って10時間ほどですので、ネタがわかっている人は5時間くらいでクリアできるかもしれません。

 

そのくらいボリュームが少ないです。

 

城の雰囲気は良いものの敵が現れるためゆっくり探索というわけにもいきません。カメラワークは固定(プレイヤーは操作できない)ですし。

 

2周目の要素もあるようですが、ほぼないに近いです。これといった収集要素もないし。

せめて看板が切れるとか、敵にある攻撃をすると面白い反応をするとか、城に変なものが置いてあるとか小ネタ要素があればさらにこの作品の謎は深まり遊び甲斐が増えたのかなと思います。

 

といっても時間の足りない積ゲーマーにはむちゃくちゃうれしい作品。

こんな短時間で濃密な体験をできるのですから。

現在はPS3版で安くなっていますし、素晴らしいゲーム体験としてのコストパフォーマンスはかなり良いといえます。そういった意味ではおすすめです。

 

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カメラワーク

こちらオートで行われます。

オートといえどもイメージとしては固定に近い形。

アクションが行い辛かったり、肝心なところでカメラが動き、自分の思った方向に動けなかったりもします。

 

そういったシーンが落ちたら一発アウトのところでもあるため少し理不尽だなと感じました。セーブポイントも限られているためやり直しも億劫だったりもしますし。

 

この作品のゲームシステムに関して一番の批判すべき点かなと思っています。

 

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改めて分かったゼルダのすばらしさ

最後にこれで締めるのはずるいかもしれませんが、ゼルダってすげぇなって思いました。

 

もちろんこの「ICO」という作品は非常によく作られていると思っています。しかし10時間ほどのボリューム。

3Dゼルダダンジョン2~3個分。

 

ゼルダはそれを何十年もネタ切れを起こさず、さらに大ボリュームで、常に新しい要素を追加しながら作品を世に出してきました。

 

私自身が「ワンダと巨像」や「人食いの大鷲トリコ」をプレイしていないので何とも言えませんが、あれだけコンスタントに作品を出すことは決して簡単なことではないはずです。

 

この上田史人氏シリーズがゼルダと同じようになれるか。それはトリコでどれだけ新鮮な体験ができるかそしてボリュームはどの程度なのかというのにかかっている気がします。

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