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ベヨネッタのコンボから見るスマブラの競技化~格ゲーアンチテーゼから始まったスマブラを振り返る~

ゲームシリーズ

ニコニコ闘会議2016で行われた大乱闘スマッシュブラザーズ闘会議グランプリ決勝大会を見ました。

平たく言うとスマブラの全国大会ですね。壮絶な戦いが繰り広げられ、私は家で興奮しっぱなしでした。

これを見て、改めてスマブラに感じたものを書かせていただきます。

 

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こんにちは。ルーサクです。

 

話が長くなるので先に結論を書いておきます。

スマブラは初心者も上級者も楽しめるゲームになったものの最近はその競技性が高まった。

まさにスポーツのようである。

ということ。

 

ではスマブラの歴史をさかのぼりながら書き連ねたいと思います。

 

 

 

格闘ゲームと対戦アクションゲームとは

スマブラのジャンルは「格闘」ではなく「対戦アクション」です。これは公式で言われています。

 

言葉で説明するのは難しいのですが、

「格闘」ゲームは主に1対1、相手の体力ゲージをゼロにしたら勝ち、(特定のボタンを組み合わせる)コマンド入力やコンボが存在する。

 

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格闘ゲームの代表ストリートファイターⅡより

 

「対戦アクション」ゲームは1対1から複数人の対戦、格闘技よりも競技スポーツ的、アクション性が自由。

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↑対戦アクションゲームの代表作大乱闘スマッシュブラザーズfor3DSより

 

こんな感じでしょうか。もちろんきっちり定義することはできませんが。

 

なので今流行りのスプラトゥーンはTPSの対戦アクションと言えますし、

スマブラに関しては格闘ゲームよりの対戦アクションと言えるでしょう。

 

 

スマブラ誕生は格闘ゲームへのアンチテーゼ

1作目、大乱闘スマッシュブラザーズの誕生は1999年。

ニンテンドウオールスター! 大乱闘 スマッシュブラザーズ

1990年代はストリートファイター2を代表する格闘ゲームの全盛期。

しかし90年代後半はその熱が加速し、複雑な操作やプレイヤーの操作スキルがものをいう格闘ゲームについていけないプレイヤーが離れていき下火になっていきました。

 

 

そんな時代に始まったスマブラの開発は格闘ゲームのアンチテーゼとしてスタート。

誰でも簡単に楽しめることをコンセプトとしていました。

だからボタンとスティックの組み合わせでいろんな技が出せるなどの配慮があったり、アイテムやステージギミックによる逆転劇があったりするわけです。

 

 

スマブラDXの格ゲー化

そんな初代スマブラは小中学生にもうけて大ヒット。

 

次の作品、スマブラDXが発売されます。

 

大乱闘スマッシュブラザーズDX

この作品は他のスマブラに対してゲームスピードが高く、絶や空中キャンセルなど様々なテクニックもあり、トッププレイヤーの中では神ゲーとされています。発売から15年もたち、新作が出ているにもかかわらずこのゲームが公式の大会に使われるほど。

 

ただこれに関して一般のユーザーがついていけないということはありました。

もちろん一般のユーザー同士で楽しむ分には何も問題ない良ゲームなのですが。

 

youtu.be

すごいのは分かるけどいまいちついていけないこの速さ。 

 

スマブラXパーティーゲーム回帰

スマブラDXの反省を活かして、スマブラXでは初心者でも楽しめることを重視に開発がすすめられました。

 

最後の切り札という大逆転アイテム。負けているプレイヤーは自動でこれを使えるようになったり。

そして様々なステージギミックや強力なアイテム。

 

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参戦キャラも増え、ストーリーモードもついたりし、根本的なゲームシステムは変えずにかなりバラエティな作品に仕上がりました。

 

そして本作から実装されたオンライン対戦

これが賛否両論になります。

 

なれ合いだとかリンチとか色々ありましたが今回は終点問題について取り上げさせていただきます。

 

終点問題とは

パーティーゲームとなったもののやはり、純粋にプレイヤーのスキルがものをいう格闘ゲームとして遊びたい人が大勢いるんです。

そんな人たちが行っていたのが終点という真っ平らなステージでアイテムなしの戦いをひたすら繰り返すというもの。

終点なんてまさに格ゲーのステージ。

 

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作り手からすれば他にもたくさんのステージや音楽があって同様に手をかけたのにもったいなさすぎるという思いがありました。

その点については次作で上手に解決されますが。

 

とにかく3作目スマブラXでは2作目のスマブラDXのほうが良かったという声もありなました。スマブラXはぬるいと。

 

 

集大成なスマブラfor

それまでの反省点を生かしながら作り上げられたのが最新作スマブラforだと個人的には思っています。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U

 

オンライン対戦の充実

ガチ部屋とエンジョイ部屋という仕組みによって、初心者と上級者での住み分けが行われました。

もちろん理想は初心者と上級者が一緒に楽しめる環境というものなのでしょうが、友達同士でそういったことができたとしてもオンラインで実現するのは無理があります。

 

そしてガチ部屋では真っ平らな終点ステージでアイテムなしの実力がものをいうバトルが楽しめます。なおかつステージの音楽や背景はすべてのステージから選択されるという豪華な仕様。

全ステージ終点化ってやつです。 

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アクション

私自身がガチガチのやりこんでいる人間ではないので詳しくはわからないのですが、スマブラDXのように難しいスキルがなくなったものの、様々なテクニックは存在しており、やりこめばやりこむほど奥が深いゲームとなっていると思います。

 

特にスマブラDXとの違いは見ていて何が起きてるかわかりやすいということ。

スマブラDXの時は速いことが重視されがちなうえにもともとのゲームスピードも速ければ、見てもよくわからないテクニックが使われがち。

完全に初心者と上級者との壁を作ってしまいました。

 

もちろんforでもうまい人の試合を見て何が起きているのかわからないということもありますが、DXのときよりも見ていて分かりやすくなっています。ゲームスピードやエフェクトとかの関係でしょうか。

またゲームという文化の社会的地位向上に伴い日本でも公式大会が開催されることが多くなりました。この際につく解説実況というものがよりゲームをわかりやすくしています。

まさにスポーツですね。

 

 

 …ここまでは集大成として私が評価していた点。

しかし最近の追加コンテンツでやや疑問を持ってしまいました。

リュウベヨネッタの特殊性

追加コンテンツというビジネスを批判するわけではありません。

というか追加コンテンツの内容に批判をするというよりも疑問を感じた程度です。

 

更に言えば疑問を感じたのはリュウベヨネッタに関してです。

 

元々本作から新しく登場したキャラクターは既にたくさんのファイターが参戦している中に登場しても「埋もれない個性」を重視して作られました。

 

ロゼッタ&チコという2体を同時に操作する必要のあるキャラ

地上戦はめっぽう強いが空中戦はてんで弱いリトルマック

技の使用回数に制限があるルフレ

自分の能力を変化させながら戦うシュルク

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他にも個性のあるキャラクターは多いです。

多少初心者が使いこなすのは難しいといったところもあります。

 

ただそれ以上に「リュウ」と「ベヨネッタ」に関しては疑問に感じるところは多かったです。

 

リュウのコマンド入力

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リュウという格ゲー界を引っ張ってきたキャラクターがスマブラに参戦すること自体は良いんです。

ただコマンド入力によって強い技が出るというのが自分としては疑問でした。

 

もともとそういった難しさから格ゲーを離れたプレイヤーがいて、その格ゲーに対するアンチテーゼとして作られたゲームであるスマブラ。それが結局1周回って難しいテクニックを要求していいのかという疑問。もちろん難しいコマンド入力をしなくても技は出せますが、コマンド入力で入れた技のほうが強いというのは初心者と上級者を分ける壁になってしまうのかなと感じています。

 

 

ベヨネッタのコンボ

コンボ自体はどのキャラクターにも存在しています。

そしてコンボが得意なキャラクターもいます。

しかしコンボをするのが前提かのようになっているのが個人的には問題に感じています。

もしかしたら開発中コンボ前提で作られたキャラが他にもいるかもしれません。

ただベヨネッタに関してはほかのキャラ以上にコンボに特化しているように思えますし、紹介でもコンボが強いと推されています。

 

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コンボというのは初心者からすればなかなかできないテクニック。

これが前提なのはどうなのかなと。結果的にコンボが前提になるのならともかく、配信前からコンボを開発側が勧めているっていうのはいかがなものだろうと感じました。

 

 追記:配信後、実際に使ってみてコンボ前提であるがゆえにコンボが苦手な人でもコンボをつなぎやすくはなっているという印象を受けました。
初心者向けとまではいいませんが、上級者しか使いこなせないという感じではありませんでしたね。

 

 

といったもののこの2キャラが初心者には全く使えないというわけではないでしょうし、否定する気はありません。特殊性がなくても使いこなすのが難しいキャラは他にもいます。

 

ただ開発コンセプトとしてどうなのと疑問を持ったまでです。

もちろん当初の開発コンセプトからはずれてでも客のニーズにこたえた結果今のスマブラが出来上がったため良い変化ではあるのですが、個人的に素直に受け入れられないといった感じ。

 

外国人のスポーツ選手が自分の国に帰化してオリンピックに出る様なもどかしさ。

素直に受け入れられない感じ。そんな感じでしょうか。

 

ただこのゲームのすごいところって、そういった特殊なキャラを受け入れながらも大会などで色んなキャラクターが使われ、オンライン対戦ではどのキャラの戦績も似通ったようになるとのこと。

いつまでもこうあってほしいと思っています。

 

 

結局何が言いたかったか。

スマブラは初心者でも楽しめるが競技性は高まった。

 

元々誰でも楽しめるように作られ、かつ上級者のニーズにこたえた結果生まれた今のスマブラの形態。

 

要するにスポーツと一緒です。

だれでも楽しめるけど、うまい人はうまい。でも見るだけでも楽しい。

特にゲーム実況やゲームイベントでの大会などが盛んになってきた影響もありますし。

 

もはやゲームという枠を超えたものですねスマブラって。

youtu.be

 

ただ競技化しつつあるこのゲームですがいつまでもすべての人を楽しませる「ゲーム」としての役割を果たし続けてほしいと思っています。スマブラNXの噂とか出ていますけど。

 

スマブラfor最後の追加ファイターカムイとベヨネッタの配信日は2月4日に決まったそうです。

スマブラNXの噂なんて気にしないで今用意されているスマブラを全力で楽しみましょう。

 

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