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ゲーム業界就活・転職レポ!!

100万円以上自己投資をして成長し、ゲーム会社の内定を得た筆者がゲーム業界への就活体験記をあげたり、ゲームを語ったり、ゲームの感想レビューをあげるブログ

まず初めに読んでほしい記事!

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カジノ法案とは?~パチンコは合法なの?IR推進法で得するゲーム会社はここだ!~

ゲーム業界

最近世間を騒がせている「カジノ法案」いつ成立するか分からないまま今日まで引っ張られてきました。

これって私が属するゲーム業界にも大きく影響する話。

社内でも最近これにばっかり注目しているイメージがあります。

 

でも自分の業界に関することなのに意外と知らないことばかりだなと感じたので色々と調べてみました。

長くなるので目次付きです。

 

 

カジノ法案とは

正式名称は「IR推進法」

IRとは統合型リゾート、つまりカジノだけでなく、劇場やテーマパーク、ショッピングモールといった娯楽施設や宿泊施設などすべてをひっくるめています。

 

ただ日本では「カジノ」、正確には「賭博」が刑法で禁じられています。(刑法185条)

つまりこの「IR推進法」が可決されるということは、「カジノ」が認められるということです。そんなわけで通称「カジノ法案」となっているのです。もちろん条件付きでの可決だとか、色々と政界で議論が交わされているのですが。

 

 

パチンコは違法じゃないの?

あくまで補足という形ですが、なぜパチンコが許されているか説明しておきます。

 

パチンコが賭けているのはお金ではないから。

 

仕組みとして、

顧客はお金をパチンコ玉に交換し、そのパチンコ玉で賭けを行います。(これは刑法上問題ありません)

そしてそこで儲けたパチンコ玉を景品と交換します。ここまではパチンコ屋の管轄内。

しかしパチンコで稼ぐ人というのはこの景品を換金所でお金に換えます。これはパチンコ屋の管轄外。ですからパチンコは刑法に引っかからないというわけです。

 

法律の穴というか。グレーゾーンというか。

 

 

カジノ法案のメリット

外国人観光客からの収益が増える

カジノは海外では人気のある商業施設です。

 

また日本には既に射幸心をあおる技術がたっぷりあります。パチンコとか競馬とかガチャとか。実際、海外でカジノに携わっている日本の企業もありますし、ある意味「日本がギャンブルの本場」と言っても過言ではないくらい。(だって日本のパチンコ市場はアメリカのカジノ市場の約3倍だとか)

(2014年時点http://world-japancasino.com/world/casinomarket.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B3#.E3.83.91.E3.83.81.E3.83.B3.E3.82.B3.E3.81.AE.E5.B8.82.E5.A0.B4.E8.A6.8F.E6.A8.A1)

 

IRでの消費はもちろん、来日客自体も増えますのでIR周辺地域の経済も活性化されます。

観光業が儲かるってわけですね。

 

 

日本との相性

またカジノ法案が推されている要因の一つに日本とカジノの相性の良さが挙げられます。

・日本の高い技術力(パチンコなど)

・ギャンブル文化の根付き(パチンコ、競馬、ガチャ)

・個人金融資産の高さ(金を湯水のように使える人が多い)

 

日本の高い技術力(パチンコなど)

こちらに関しては日本のゲーム文化から見ればわかるでしょう。

実際今の大手ゲーム会社、コナミセガカプコンパチスロの筐体を作っている企業は多いです。そもそもゲーム市場の流れとして家庭用ゲーム機の前は業務用ゲーム機(=ゲーセンのゲーム機)が主体でしたから。

この技術力はカジノに生かせるでしょう。

 

 

ギャンブル文化の根付き

先ほども挙げた通り、日本のパチンコ市場はアメリカのカジノ市場の約3倍。

また日本のモバイル市場も世界トップ(http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/690942.html)

もちろんこれらのゲームのすべてがガチャというわけではないが、日本でガチャのゲームで収益を上げているのは目に見えてわかります。

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アメリカでは戦略性が強く、時間短縮に課金を促すものがセールスを出しているのに対し、日本ではガチャがセールスを上げているものが多くあります。

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http://appgraphy.me/ranking/?genre=6014

 

そして年末ジャンボ宝くじなども立派なギャンブル。

これは昔から日本になじんでいるといっても過言ではないと思っています。まさにギャンブル文化が根付いている象徴なのかなと。

 

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個人金融資産の高さ

日本は富裕層が多いんです。あとは未婚率が高いとか。個人で使えるお金が多くなります。

 

借金までしてカジノをする必要はありませんが、使い切れないお金を持っている人がいるのであれば使ってしまったほうが経済は活性化しますよね。

 

実際、ガチャのゲームの「廃課金」と呼ばれる、年に1000万円近くガチャにお金をかける人たちは…いわゆるそういう人たちです。お金の使い道を持て余した人たちです。

 

 

カジノ法案のデメリット

ギャンブル依存症

一番はこれでしょう。

ギャンブル(カジノ)に依存し、経済的にも精神的に問題が生じてしまいます。ひどい場合には自殺まで陥ります。

他にもネバダ州(ラスベガスのある州)では住民の47%が借金取りに追われていたり(http://blogos.com/article/92270/)といった統計も。

健康面でも24時間営業であるカジノに浸れば昼夜逆転、普通の生活ができなくなります。

 

イメージの悪さ、治安、周囲への問題

もちろんギャンブルということで日本ではイメージが悪いものです。

 

またギャンブル依存症の人間が増えることで治安も悪くなります。

またギャンブル事には反社会組織も一儲けしようと集まってくるものです。

 

また24時間営業であれば常に音や光が絶えず、(さすがに住宅街に建設するわけではないでしょうが)決して良い目で見られないでしょう。

 

 

各ゲーム会社のカジノ特性

ゲームとカジノは切っても切り離せない…とまでは言いませんが、似たような性質をもつものです。

射幸心をあおる派手な演出・確率設定、ユーザーを引き離さないようなゲーム作り、集金システム、そして面白み。

 

カジノ法案が大手ゲーム会社に与える影響というものを少しずつ考えていきたいと思います。ここではパチスロの会社はあえて割愛します。

いわゆる家庭用ゲームに参入している大手をいくつかとりあげます。

 

 

コナミ

IR推進法が可決された際に大喜びするであろう企業。

日本ではあまり知れ渡っていませんが、コナミは既にカジノ事業に参入しています。もちろん現在は国外ですが。

https://www.konami.com/corporate/ja/business/casino.html

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ゲーム機器から、カジノの運営システムまで関わっています。

 

そして日本でIR推進法が成立したら国内向けカジノ子会社を設立する予定まで立てているとのこと。

準備万端ですね。

 

 

セガサミー

コナミと同じくIR推進法を喜ぶ企業。

ただ、セガの場合カジノに限らずIR全体に喜びます。

セガサミーで見ますと、パチンコ、パチスロだけでなく、リゾート事業まで手を広げています。東京ジョイポリスなどがまさにその例ですね。

 

そしてこのIR推進法を見据えてカジノ事業に参入。

韓国の「パラダイス」という企業と合同で「パラダイスセガサミー」という会社を設立。

2017年を目標にカジノを含んだIR建設を目指します。

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セガパチスロのノウハウはあるものの、まだカジノのノウハウはありませんので、パラダイスからカジノのノウハウを吸収し、日本でのカジノ展開に備えるのだと考えられます。

 

 

カプコン

先にあげた2社ほどではありませんが、カプコンパチスロおよびアミューズメント施設には積極的であります。

 

特にIPを生かしたアミューズメント施設はカプコンの得意とするところ。USJとかはまさにそうでしょう。

カジノに参入するかはわかりませんが、気にはなります。

 

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個人的には逆転裁判の世界を生かしたカジノとか見てみたいですね。カプコンならでは。

なんたって無敗のポーカー勝負師「成歩堂龍一」が主人公なんですからw(逆転裁判4)

 

 

コーエーテクモ

コーエーテクモパチスロ参入済みの企業。

しかしカジノはまだ。

2014年の時点で「興味はあるが企業規模にふさわしくない」と冷静な判断をしていました。

 

しかしコーエーテクモ、2019年にみなとみらいに本社を移転&2000人収容の大型ホールを建設予定。

カジノの誘致に特に積極的なのは横浜と大阪。

特にコーエーから正式に発表はないものの、これは何かあるのではと勘ぐってしまいます。

 

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任天堂

おまけです。

カジノどころかパチンコ参入の空気も匂わせません。そういった社会的風当たりの悪いものには手を出しませんから(今は)

 

と言っても同じ理論で手を出さなかったスマホゲームにもとうとう足を伸ばしました。

ということは、いつかは任天堂がカジノに参入することもあるのかなと。

その頃はカジノにもう少し健全なイメージがついているか、任天堂がカジノのイメージを変えてくれるかどっちかですね。

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まとめ

やっぱり日本ってギャンブル好きな文化があると思っています。

カジノが導入されるのも自然な流れ。

案の中にはカジノは作るが外国人しか遊べないといった案も出てるくらいですが、個人的にはナンセンスだと思っています。

 

といえども、カジノでギャンブル依存症になり、人生がズタボロになる人は出てほしくない。ゲーム会社に風評被害を受けてほしくない。

まずはそのためにもギャンブル依存症への策というものを固めたうえでの「IR推進法」可決というのがいいのかなと思っています。

うん。同じこと考えている方いました。

 

www.yutorism.jp

 

ほんと日本はギャンブル依存症の国なんだなと。

 

 

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